› 遊郭 爆蘭(はぜらん)Blog › 茂菊/shigegiku2007年12月15日
天界からコンバンワ

おこんばんわ。非常勤幽女のカルーセル・・いえ茂菊にございます。
丑三つ時も完全に過ぎ、もう朝方に差し掛かろうとしておりんす。
今宵には爆蘭のクリスマスイベントが行われるという事で、少し心配で下界を見下ろしておりました。
新設の上空大広間とやらを覗き見ましたら、雛姫、鈴夢、珠姫の三人が何やら明日の準備をしているところに立花様がお見えになり、イベントのリハに巻き込まれておりました。

こんな遅くまで皆頑張ってるのね〜と生暖かい(正確には死人ですので冷たいですが)目でみておりますと、
何やらイベントで行う「ほっぺにちゅー」のリハーサルに立花様で行うようでありんした。
愛しの立花様に「ほっぺにちゅー」とは!!とも思いましたが、私はこの世の女ではありませぬので、
それに妹の鈴夢も居たので心穏やかにみておりんした。

立花様も可愛いもので2人の遊女からの「ほっぺにちゅー」でもう舞い上がっておった様にございます。


何やらこの「ほっぺにちゅー」イベント参加者で野球券に勝利すると景品の贈呈と共に行われるようでございます。
その後、下界に下りますととある山形SIM在住の外国の殿方が
「私は明日のイベントで貰える写真集が欲しい」
と英語で意気込んでおりました。これほど爆蘭、そして遊女を愛して頂けるとは嬉しい事にございます。
が・・・
「明日は必ずヒットを打って野球に勝利する」
と野球拳を何やら勘違いしておられるのが心配でたまらない今日この頃にありんした。
P.S
どうせならヒットよりもホームラン狙ってくだしゃんせ。

2007年12月06日
山形幽女伝〜お菊物語り〜

少々長いですがwおつき合いくださいませ。
時は天正18年(1590年)頃。
yamagataの近隣の村に「お菊」という娘が住んでおりました。
お菊は貧しい農家の娘でしたが気立ても良く、透き通るように白く美しいのでyamagataでも噂される程の美しい娘だったといいます。
お菊は以前住んでいた小田原の地で戦があった時、豊臣軍の陣で戦に疲れた武士達を手厚くもてなし、武士達を勇気づけていた遊女達に憧れ、常々遊女になりたいと思っておったそうな。
その頃のyamagataは戦の絶えない荒涼とした野原の広がる土地でありましたが、毘沙門天をあがめる大名が天下太平を築かんと戦を平定し、新しい殿様の元で領地開発が行われる事になりました。
そんな最中、傷付いた兵士を介抱していたお菊の元に、瀕死の重傷を負った武士がかつぎ込まれました。名を立花某というその武将は戦に巻き込まれた河童の村を救いにわずかな兵で救出に向い、河童の頭領と協力して敵の大軍を追い払いましたが、自身も深手を負ってしまったと言うのです。
お菊はその立花某に三日三晩付きっきりで介抱し、立花某は一命を取り留めました。
後日、お菊はお城に呼び出され、何ごとかと不安がって広間に通されると、そこにはyamagataの殿が座ってるではありませんか。
お菊が平伏して怯えてる所に優しい声が響きました。
「この度、我が重臣の命を救って頂き感謝致す。」
はっとしたお菊に殿はお菊が救った「立花某」が当家の家老でyamagataにはなくてはならぬ人物であった事を話しました。
「褒美を取らせたい、お菊なんでもよい、望みを言うてみよ」
と殿が言いました。お菊は何度も断りましたが殿は「それでは気がすまぬ」と聞いてはくれません。お菊はそれならばyamagataの為に役立つようにと少し考え、
「yamagataに遊廓をお建てくださいませ。人も賑わい、お侍様達も癒される事にございましょう」
と言うと、殿はにこりと笑い
「それは名案じゃな、では立花にやらせるとしよう!お菊お主は立花の手伝いをしてやってくれ」
とお菊の肩をポンと叩き、お菊にも花魁になる為の教育をも含め一切を面倒を見る約束をしてくれました。
その後、立花某とお菊は夫婦の様に仲睦まじくyamagata遊廓建設の為に尽力しました。
しかし、その矢先、お菊に悲劇が襲いかかります・・・
お菊は病に倒れました・・・立花某は名医を各地から呼びましたが、全員首を横に振るばかり・・・
そんな時「河童の秘薬は万病に聞くらしい」との噂を聞いた立花某は、すぐさま河童の頭領「紫某」を訪ねました。
紫某は「先の戦の御恩もある故、秘薬をお譲りしましょう、しかし秘薬を作るには命がけで薬草を取りに行く必要がございます」
と聞いた立花某は
「行きます!某の命に代えても必ず!ご案内くだされ!」
紫某は黙ってうなずくと、支度を始めました。
文字どおり命がけで薬草を取りに行った二人が戻ったのは3日後、紫某が秘薬を作り上げたのが翌朝でした。
立花某は紫某に礼を言うと一目散にお菊に家に駆け出しました。
息を切らせてお菊の家に着くと、お菊の眠る部屋には人だかりが出来、皆泣いていました。
間に合わなかったのです。立花某が到着する数刻前、お菊は静かに息を引き取っていたのです。
泣き崩れる立花にお菊の妹が
「姉が、美しい遊廓をお願いしますねと・・・そしてありがとうと・・・」
立花某は、必ずどこにも負けない遊廓を作る事を誓い、身寄りの無くなったお菊の妹を引き取り、自分の妹としました。
その後、yamagataには立派な遊廓が建ち、お菊との約束は果たされました。
その遊廓の太夫は亡くなったお菊に源氏名を送ったといいます。
立花某から名を一字をもらい、源氏名を「茂菊」と・・・
以来「茂菊」はyamagataの遊女(幽女)として遊廓を守っています。
yamagataのどこかにお菊が静かに眠っています。
もし、見かけたらお菊を偲んで手を合わせてあげてください。
